BtoB 企業の Web 担当者 330 名にWeb マーケティングの取り組みに関するアンケートを実施しました。 ソーシャルメディアの活用やマーケティング・オートメーションなど、BtoB 企業をとりまくマーケティングトレンドは日々刻々と変化をとげています。BtoB 企業のWeb担当者がどのような施策に着目し、マーケティング業務に取り組んでいるのかご紹介します。
※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。
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【目次】
【マーケティング実態調査レポート調査方法】
ソーシャルメディアの中で最も効果が高いのは「Facebook」で 57.1% との回答。BtoB 企業の Web マーケティングと親和性の高いソーシャルメディアは Facebookと考える企業が多いようです。 注目すべきは「LINE」と回答した 26.7%。エンドユーザー向けのコミュニティツールと思われがちですが、BtoB 企業での取り組みが始まっていることが分かります。
Web サイトの運用に欠かせないと言われる CMS(コンテンツマーケティングシステム)の導入が意外にも 50.2%でした。これは多いのか少ないのか意見が分かれそうな結果でした。 一方、昨今注目を集める「マーケティング・オートメーション」。Web サイトで獲得したリード管理やメール配信などの機能を持つツールですが、導入企業が 35.7%。SFA(営業支援ツール)と連携させ、マーケティングと営業の融合を図る取り組みが見受けられます。
企業の Web 担当者のうち実に 45.3%が人材不足で、効果測定も 39.7%が実施できていないと回答しています。リソース面、スキル面での課題が顕在化していると言えるでしょう。 ソーシャルメディアの活用や新しいツールなど、Web マーケティングのトレンドの変化を追いかける一方で、足元の解析に手を避けていない状態です。必要な予算、人員などを含め Web における明確な戦略を定める必要性が求められます。
本記事でご紹介したトピック以外にも、各マーケティング施策に対する予算規模や、アウトソーシングの現状、コンテンツマーケティングへの取り組みなど、BtoB 企業の Web マーケティングの「実情」が明らかになりました。ぜひとも調査レポートをダウンロードいただき、貴社のマーケティング活動の参考にしてください。
BtoB企業のWeb担当者330名に聞いたマーケティング実態調査(2015年)