BtoB企業でもWebサイトからのお問い合わせ獲得を中心に、Webを営業に活用する会社が増えてきました。
それに伴い、ここ1年ぐらいでBtoBサイトのデザインやユーザビリティ、コンテンツのレベルが急激に高まっています。
今回はもともと個人的にストックしていた200個ほどの優れたサイトと追加で調べた100個ほどの優れたサイトの中から、特にお手本になると感じている101個のWebサイトをご紹介します。
※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。
デジタルマーケティングを支援する
第二階層以下のページからお問い合わせフォームへの導線が特徴的です。
また、創業40年の実績や経験、品質をうまく訴求しています。
製品説明ではなく、“使い方の提案”を主軸にしたサイト。
ユーザが不安に感じる「検証体制」や「導入後のサポート」についても詳しく説明しています。
TOPページの構成と数字を上手に使った事業案内ページが印象に残ります。
キービジュアルの質問形式のナビゲーションが新鮮。
お客様からの質問とそれに対する回答で構成されたコーポレートサイトです。
グローバルメニューをクリックすると、画像付きのナビゲーションが表示されます。
さすがに技術情報ページが濃いです。
FAQ形式のブログからホワイトペーパーダウンロードやメールマガジン登録につなげています。
ブログ以外にも技術的なお問い合わせのコーナーが充実しています。
動画コーナー「ムラタチャンネル」が有名ですが、個人的にはメールマガジン登録画面の丁寧な作りやノイズ対策部品「PLT10H」サイトの完成度の高さが好きです。
自社製品が日常生活のどこで使われているかを解説したセラミックアカデミーは多くの製造業の会社に参考になると思います。
最近人気の「◯分でわかる」コンテンツですが、3分でわかる大阪有機化学工業は特にわかりやすいです。
キービジュアル配下の製品の探し方はおそらく過去見たWebサイトの中で最多。
「プラスチック100周年記念」(現在リンク切れ)は歴史のある企業ならではのコンテンツです。
全体の構成、ページ内の文章からお客様目線で設計されたことを感じるWebサイト。
「お客様の声」の中で「2.甲陽物流のここがイヤ!」という改善点を挙げてもらい、それに対する改善策も紹介しています。
完全受託生産ということもあり、製品紹介ではなくバネに関するお役立ち情報を中心にした企業サイト。 ばね探訪は自社製品の宣伝をせず、ものづくりの現場をレポートしていて読み応えがあります。
製造業のWebサイトの中で個人的に一番参考にさせてもらっているサイトです。
ユーザ目線に立った豊富なコンテンツ(モバイルサイトやサポートサイトも用意)を高頻度で発信し、定期発行のメールマガジンで紹介しているようです。
カタログダウンロードページ(現在リンク切れ)が使いやすいです。また、スムーズフローポンプページ(現在リンク切れ)はたくさんの情報がありますが、非常にコンパクトにまとまっています。
扱う製品・サービスの数が多い中、製品・サービスのトップページでカテゴリだけ先に6つ提示して、その後に選ばせる構成がわかりやすいです。
製品が日常生活のどんな所で使われているのかを列挙した活躍フィールドが参考になります。 ロータリー式三方シール包装機開発秘話も熱い想いが伝わってくるようで素敵です。
そのまま真似するのは難しいと思いますが、見積もりがしたくなるフォーム(現在リンク切れ)です。
歴史のある会社ならではのコンテンツ「東洋鋼鈑のあゆみ」が特徴的です。
日本の製造業のサイトでも徐々に増えてきましたが、製品説明動画をYouTubeにアップしています。200人近くのチャネル登録者がいるようです。
メールマガジン登録時にゴムに関する虎の巻資料をもらえます。
臨場感のある開発ストーリーページが熱いです。
コーポレートサイトとは別に環境ビジネス、環境事業、CSR、廃棄物管理に関する情報サイトを運営しています。
また、メールまたはFAXで毎月配信される「AMITAのリサイクル通信」の紹介ページがものすごく充実していました。
扱う製品ならではのオリジナルなTOPページのデザイン・構成です。
各ページがスクロールがいらないぐらいコンパクトにまとまっています。 工法紹介ページでは工法ごとにお役立ち資料がダウンロードできるようになっています。
取付けのハウツーや設置までの流れ、自動水栓のメリット(現在リンク切れ)など購買プロセスの中でユーザが疑問に思うであろうことへの回答を行っています。
雑誌のようなレイアウトで作成されたBtoBでは珍しいコーポレートサイトです。
製品一覧の探し方がユニークで、通常の詳細ページとランディングページ的に構成された特集ページの両方に遷移できます。
TOPページではターゲットごとに入り口を設け、遷移した先では「お客様の課題から解決するウチダシステムからのご提案です」という流れで課題から探せるスムーズな導線設計です。
豊富な情報が上手に整理されたサイト。業種別のご提案例では業種ごとに課題解決例を提示しています。
BtoBのFacebookページの活用事例として有名なオフィスナビさん。
Facebookだけでなく、オフィス移転チェックリスト(現在リンク切れ)などのお役立ち情報も充実しています。
ユーザインターフェイス、コンテンツ面で極めて完成度の高いWebサイト。キャッチコピーも考え抜かれている印象で、自社の強みを適確に訴求しています。
お問い合わせからの流れをこんなに丁寧に解説したページ(現在リンク切れ)は見たことがありませんでした。
どのページも丁寧な作りで見ているだけで勉強になります。
ページ内でコンテンツエリアごとに色を変えていて見やすいです。
シンプルな色使いですが、見出しを上手に使っているため目線の移動がスムーズにできます。(現在リンク切れ)
必要十分なコンテンツを適確な順番で載せている印象を受けます。
ブログでは実際に支援してきたからこそ書ける独自性の高い記事を公開しています。
お問い合わせボタンやプラン比較のページなど、デザインの工夫により視線を誘導したい箇所にスムーズに視線を誘導しています。
また、ホワイトペーパーが充実しているのも特徴です。(現在リンク切れ)
各所でオリジナルなイラストを使っており、一度訪問すると強く印象に残るサイトです。
活用シーンの「立場別の活用シーン」はBtoB企業であれば、参考にできる会社も多いのではないでしょうか。
サイト全体のバランスの良さだけでなく、「本当にガラケーは不要?」(現在リンク切れ)や「今、考えるガラケー対応」(現在リンク切れ)などのユーザ視点のコンテンツが用意されています。
採用事例ページの導入事例の探し方がユニークです。
また、事例インタビューは採用担当者と採用された人の双方へのインタビューしているのが良いなぁと思いました。
次々と質の高いコンテンツが追加されるため、同じサイト運営者として刺激を受けています。
「Social Success」(現在リンク切れ)では外部エキスパートの方と連携し、コンテンツマーケティングに取り組んでいます。
シンプルなサービス紹介サイトですが、「加盟店様向けのメリット」「金融機関様向けのメリット」とユーザごとの導線を綺麗に分けているサイトです。(現在リンク切れ)
「サポート」カテゴリ内の「制作の流れを知ろう」「後悔しない制作会社の選び方」「制作料金はどう決まる?」がユーザ目線に立って丁寧に記述されていています。(現在リンク切れ)
キービジュアルの動画と、メールとの比較・Skypeとの比較がわかりやすく、何度も見に行っています。
お客様インタビューが動画だけでなく、一言コメントの抜粋があるのが良いです。 プランと料金ページも非常にうまく情報整理、デザインがされています。
コンテンツが豊富にありますが、導線がうまく整備されているため、回遊しやすいWebサイトです。
動画や漫画を使ったスペシャルコンテンツも見応えがあります。
信頼感の訴求が非常に上手な企業サイトで、製品説明や導入事例での動画活用も参考になります。
各ページ下部のお問い合わせエリアがわかりやすいです。
また、概要を理解してもらうために「2分でわかるTimeTracker FX」(現在リンク切れ)を用意しています。
グローバルナビを有効に活用することで、コーポレートサイト内で4つの商材をうまく紹介しています。
TOPページでは様々な数字を使って、自社の特徴を訴求しています。
ヒット記事を連発しているブログ「fresh trax」も注目です。
コンテンツが豊富なサイトで、特に「ネットリサーチの活用と作成方法」ページではネットリサーチの利用者向けに役立つ情報を多数発信しています。
キャラクターを活用したFacebookページで有名なスカイアークさんですが、Facebook以外でも社長ブログ・広報ブログ・エンジニアブログ・コラムなど、様々な切り口の情報発信にも力を入れています。
コンテンツ、ユーザーインターフェイス、デザイン、どれをとっても最高レベルのWebサイト。
外部エキスパートと連携したコラムコンテンツと「個人情報取扱への同意」後、画面遷移なしで入力画面が展開されるお問い合わせフォーム(現在リンク切れ)には驚きました。
お客様サポートサイトを含めると、BtoBサイトで必要とされるコンテンツがほとんど網羅されています。
詳細な活用事例の紹介だけでなく、ベストプラクティスや活用のヒントが紹介されています。
「クラウド版ガルーン Garoon on cybozu.com はじめ方ガイド」(現在リンク切れ)ページはユーザの頭の中の疑問を順々に答えるような構成になっています。
最近オープンしたオウンドメディア型サイトですが、ユーザの社内検討や日々の施策実行をまさに「お助け」するようなコンテンツで、コンテンツ企画の参考になります。
SEOを中心とした日々のサイト運用に役立つ非常に質の高い情報をブログで発信しています。
ブログ記事の下のホワイトペーパーもWeb担当者であれば必見です。(現在リンク切れ)
主要な情報がひと通り閲覧できるTOPページとEFOが施されたお問い合わせフォームが参考になります。
ともすると孤立しながちなブログメディア、情報サイトですが、「feedforce全力ブログ」(現在リンク切れ)ではグローバルナビをうまく使うことで、コーポレートサイト側との連携を保っています。
アメリカ本社がコンテンツマーケティングに関する調査レポートを発表していますが、「ラーニング」(現在リンク切れ)の顧客事例やウェビナー、動画、ホワイトペーパーが充実しています。
コーポレートサイト以外にもSocial Media 360.jp、Tips Note、WORLD EC REPORT、MobileFirst.jpなど複数の情報発信サイトを運営されています。
豊富な講演・執筆実績をまとめた実績紹介ページ(現在リンク切れ)のインターフェイスが参考になります。
ターゲットを分類し、グローバルメニューで振り分けています。
「サービスの説明」ではなく、「課題解決の支援」を中心としたコンテンツなだけでなく、競合が多数いる業界で、自社の優位性を明確に訴求しています。
Webから見積書発行まで可能なクラウド 見積シミュレーターはユーザにとって嬉しい機能ではないでしょうか。(現在リンク切れ)
ターゲットごとにグローバルナビで入り口を分けていてわかりやすいです。
最近は動画や漫画、啓発コンテンツなどが大幅に充実している印象があります。
通常のテキスト&画像の説明ではなく、漫画「WEBコンサルタント カンナがゆく!」を使ってサービス紹介をしているので理解しやすいです。
企業規模別、部門・立場別、業種・業界別、課題・検討背景別に分けられた課題解決ページが参考になる構成です。 メールマガジンでもコラム形式でお役立ち情報を発信されています。
導入検討に必要な情報が網羅的に用意されていますが、情報がきれいに整理されているため、目的のコンテンツにたどり着きやすいです。事例集も従業員規模別に用意していて、BtoBサイトではあまり見ない丁寧さ。これ以上ないぐらいにコンパクトにまとまったフォームが個人的に印象深いサイトです。
事例を出せない企業様もいるかと思いますが、トライコーンさんの利用用途ページが参考になると思います。
製品・事例カタログだけでなく、ホワイトペーパーを40個以上用意しています。 情報ライブラリーページを見るとデータウェアハウスに関する最新情報・市場動向・エキスパートインタビューなど、市場のリーダーとして情報発信をしているのが伝わってきます。
顧客企業ページで圧倒的な実績数字、会社情報の受賞歴ページで様々な表彰歴を紹介し、市場のリーダーであることを強く印象づけています。(現在リンク切れ)
地図を活用した導入実績ページがわかりやすいです。
また、自社メディアとして「ふくしの樹」(現在リンク切れ)を運営し、福祉に関する情報を発信されています。
TOPページを見てもわかるようにユーザが必要とするであろうコンテンツが網羅的に用意されています。
それだけでなく、TOPページのキービジュアル、選ばれる理由、特徴紹介で競合との違いを強く訴求しています。
ページ下部にある資料請求・お問い合わせフォームへのボタンデザインが秀逸です。事例紹介ページでは詳細な数字や資料を公開し、仮説・結果・考察のプロセスまで丁寧に解説しています。
第二階層以下のページでは、サイドカラムからすぐにお問い合わせできるメニューが新鮮でした。
見出しやコンテンツエリアにメリハリが効いているため、スクロールしていても内容をぱっと理解できます。
ものすごい数のサービス・ソリューションと、それに紐づくコンテンツを掲載していますが、フリーワード検索などの4つの切り口から探せるようにしたり、サイドカラムにアクセスランキングを掲載したりと、コンテンツを見つけてもらいやすくする工夫をしています。
プレゼン資料を見ているかのような閲覧性。
下層ページには遷移させず、詳細情報のボタンをクリックすると、その場で情報が表示されるのも特徴的です。
TOPページにある現在の開発進捗状況はASPサービスを提供する企業は参考になりそうです。
また、アイコンや画像を使ったフッターも複数商材を提供する会社は要チェックです。
営業現場でよく聞かれているであろう他社のアクセス解析ツールとの違い・他社の広告効果測定ツールとの違いページが充実しています。
事例・ノウハウ・調査・セミナーレポートなど、店舗運営関係者に対する情報提供サイト。
店舗運営者の目線に立った各種コンテンツは、きっとコンテンツ企画の参考になると思います。
導入事例ページは過去見たサイトの中で一番丁寧に作られ、数も多いです。
「Blog on Business(製品導入事例集)」でダウロード資料としても活用しています。
導入事例で具体的な数字で訴求しており、その他にも料金・実施スケジュールページなど、曖昧な部分を極力減らしたページ構成が強く印象に残ります。
スマートフォンやタブレットからの閲覧を想定したBtoBでは先進的なWebサイトです。
豊富な導入事例や動画の活用、「小売×IT」の未来を考えるブログなどハイレベルなコンテンツが揃ったWebサイトです。
サービス紹介から各製品に遷移した第三階層以下のページが個別サイトのような作りになっています。 お客様事例ページの導線設計も多くの企業様の参考になると思います。
かなりの数の商品を扱っていますが、グローバルメニュー・タブメニューをうまく使い、回遊しやすいWebサイトになっています。 製品操作・業務お役立ち動画も相当のボリュームが用意されています。
メルマガ登録ページがランディングページ構成になっており、力を入れているのが伺えます。
課題解決ノウハウ集を担当業務別に掲載しているのは見習いたいポイントです。
ロゴの横に「利用実績4,000社以上!」とあるのが目立ちます。 また、他社比較ページは具体的な社名を出して、機能比較をされています。
コラムではアプリ開発会社様向けのカスタマーサポート情報を公開するなど、情報提供に力を入れています。
閲覧者の環境に合わせPC、タブレット、スマホに最適化されるレスポンシブデザインです。オフィスを検索するだけでなく、会社の特長が分かりやすくまとまっています。コンテンツの豊富さも必見です。
ページ下に設置されたホワイトペーパーや講演資料などのライブラリーが豊富に用意されています。
コンテンツマーケティングのためのソフトウェア「Kapost」。さすがにContent Marketing Resourcesページには100個近くのコンテンツがあります。
マーケティングデータの解析ツールを提供する「Moz」。
SEOのベストプラクティスがwiki的にそれぞれ1ページにまとまったSEO Best Practicesは参照しやすく、情報としての価値も高いです。
『小さなチーム、大きな仕事』で有名な37signalsですが、1999年からSignal vs. Noiseというブログを運営していて、デザイン、プログラミングなど幅広い記事を公開しており、そこから認知獲得・ツール利用等につなげています。
ブログは1日2~3本の更新、slideshareには500以上のスライドを公開するなど、徹底した役立つ情報発信を行っています。
マーケティングオートメーションツールを提供するMarketo, Inc.
BtoBマーケティングに関するブログを1日1記事ペースで投稿していますが、インフォグラフィックスの活用が有名な会社です。
eBook・ブログ・ニュースレター・ウェビナー・チートシートなど情報提供系コンテンツを前面に押し出したサイト。
フッター上のソーシャルメディアアカウントへのリンク箇所がおしゃれです。
企業向けのデジタルマーケティングソフトウェアを提供するExactTarget。
充実したリソースページに加え、グローバルナビの展開の仕方やAbout Usページの下にあるサービス範囲のコンテンツがユニークです。
グローバルナビを展開すると表示されるアイコン付きのメニューが押しやすいです。
ブログやホワイトペーパーなどのリソースページも充実しています。
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