海外のBtoB企業に学ぶ!Facebookページのカバー写真デザイン5選

BtoBでも見込み顧客獲得のためにソーシャルメディアを活用したい、という企業が増えています。

コーポレートサイトだけでなく、ソーシャルメディアのアカウトも企業としてのメッセージを伝え、見込み顧客と繋がっていくための大切な場所です。

そこで今回は、海外のBtoB企業が運営するFacebookページの中からカバー写真のデザインを工夫し、企業イメージを上手く伝えているページをまとめました。

※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。

Solomon Cordwell Buenz

Solomon Cordwell Buenz

SCBはインテリア設計事務所です。多世帯住宅、企業のオフィス、研究室などの教育期間、および交通機関など様々な設計実績を持っています。

・デザイン

オフィスの風景の一部をカバー画像にし、雰囲気が見られるようになっており、プロフィール画像にはカバー背景に合わせた企業のロゴを置いています。

・効果

オフィス内の風景をカバー写真にすることによって、会社の雰囲気を伝えるだけでなく、自分たちのオフィスのデザイン性の高さを伝えています。プロフィール画像に企業ロゴを載せていますが、タイムラインや誰かの書き込みにコメントをした場合、企業ロゴが表示されるので会社のことを覚えてもらうための目印になります。


SAP

SAP

ビジネスソリューション・ソフトウェア開発会社のSAP。ドイツに本社を持つSAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、多彩な業種と様々な規模の企業を支援しています。

・デザイン

背景画像は高速道路の夜のネオンカラーとなっており、全体的に近未来感を訴求しています。文字の背景も斜めラインが入ることでよりスピード感が伝わるデザインとなっています。

・効果

「スピード重視」、「動きが早い」、「最先端の会社」などのイメージを伝えたい場合は背景にスピード感のある写真素材、矢印や尖ったものなど、”進む”という意味を持った素材に使うと効果的です。逆に、丸みの帯びたものを使用すると、温かみのある雰囲気が出てしまいます。


Cognizant Technology Solutions

Cognizant Technology Solutions

情報技術、ビジネスプロセスのコンサルティングを提供するCognizant Technology Solutions。

・デザイン

ロゴカラーである緑色と水色をうまくカバー画像と合わせています。背景は薄い緑色に光がさしており、爽やかな印象を与えるデザインです。

・効果

ロゴカラーを使用してFacebookカバーを作りたいという場合に参考になります。しかし、ロゴカラーの配色が強すぎる場合には、テキストが見えやすいぐらいに色を落とし、文字やロゴを強調させると良いかもしれません。また、1番に目立たせたいキャッチコピー、メッセージがある場合は、特別に背景にリボンなどワンポイント入れて目立たせるのも良いでしょう。


MentorMate

MentorMate

MentorMateはモバイルおよびWeb開発を行う会社。世界中の企業へコンサルティングや設計を提供しています。

・デザイン

黒と水色の2色の配色にアイコンを入れることにより、フラットなデザインとなっています。
プロフィール画像にロゴを挿入し、グレーラインを上手く使って、ちょうど良いフォントサイズでプロフィール画像の横に「MentorMate」という文字を置いています。

・効果

会社名、ロゴを大きく見せたい!という時には、プロフィール画像にロゴのイラストを置き、カバー写真にはテキストを端まで使い、幅広く大きく見せるやり方はお勧めです。そして、2色でまとめていてシンプルかつ、配色も落ち着きのあるトーンにすることで信頼性や温かみを訴求できています。
WebサイトとFacebookページを流行のフラットデザインで統一していますが、最先端の会社というイメージを伝えるにはトレンドとなっているデザインを取り入れると良いでしょう。


Pagemodo

Pagemodo

Pagemodoは、中小規模ビジネス向けにFacebookページを無料でカスタマイズ・編集できるサービスを提供している会社です。

・デザイン

最近はフラットデザイン+モノクロ写真のメインビジュアルというデザインが増えてきましたが、Pagemodoのカバー写真も流行のデザインを取り入れています。アイコンもワンポイトで視認性が高く、目立っています。

・効果

写真素材を背景におき、作業風景やオフィスの写真、働いている人などの素材を置くことにより、社内の様子を伝えることできます。
お問い合わせする先の会社がどんな会社なのか?というのは誰でも気になるので、安心感や信頼感を与えやすい写真を活用するのは有効です。
そして、背景素材をモノクロ等でトーンを落とすことによって、アイコンを目立たせることができるので、事業内容と社内の雰囲気を両方見せることができます。


Kuno Creative

Kuno Creative

Webサイトのデザイン、コンテンツ作成、マーケティング戦略立案などインバウンドマーケティング支援を提供している会社です。

・デザイン

イラストから事業内容を読み取ることができる アイコンを並べています。空白が同じ感覚で空いているので、テキストもアイコンも1つ1つが見やすいデザインです。

・効果

事業内容を伝えるためにデザイン的にアイコンを使用して、インフォグラフィックスで表現にすると伝わりやすくなります。
アイコンの中でも、重用な所はロゴカラーと同色にして目立たせているところもこのデザインのポイントです。


まとめ

BtoB企業のFacebookページでは企業のイメージを統一し、浸透させるため、WebサイトとFacebookページのカバー写真のデザインを揃えているデザインが多く見られました。

当然ですが、Facebookページのカバー写真でも、企業として何を一番に伝えたいかを考えることが大切です。

カバー写真は、企業の伝えたい印象やメッセージが集約されたエリアであるため、「伝わる」カバー写真となっているか、改めて見直されてはいかがでしょうか。

<執筆者:山田 文子>

ガイアックスではBtoBに特化したWeb制作・運用支援をご提供しています。ソーシャルメディアの活用を視野に入れた見込み顧客を獲得するWebサイト制作・リニューアルについてお気軽にお問い合わせください。