Web経由のインバウンド数が増えてくると、営業の商談件数が増え、効率的に営業していきたい、という企業様が増えてきます。
そこで今回の記事では、海外の企業は当たり前のように使っている営業効率化ツール10個をご紹介します。どれも難しいツールではなく、利用も簡単でとにかく営業作業・リード獲得の効率化に特化しています。
※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。
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【目次】
BADGERにログインすると、地図上に顧客の位置が表示されます。往訪する顧客と時刻を設定すると、最適なルートが地図上に表示されるナビゲーション機能も付いてくるので、とてもスムーズな往訪が可能になります。
また、地図に表示される顧客情報は、最後の往訪日から何日以上経っているかなどの条件でフィルタリングし、選択することもできます。さらに、パブリックデータから情報を収集し、これまで行ったことのない近辺の企業を潜在顧客として地図上に表示してくれるので、アポの合間などに往訪を設定し、新規顧客獲得を狙うこともできます。
DocuSignは、『契約書にサインする』という行為をIT化し効率化することによって、取引完遂の効率化を実現させたツールです。
DocuSignを使った基本的な流れは以下の通りです。
以上です。たったこれだけで『契約書のサイン』が完了し、データはセキュリティ保護されたクラウドストレージに保存されます。
営業の現場で直接利用することもできますし、契約完遂の最後の一歩であるサインをここまで簡略化したことによって、非常に取引がスムーズになるので、海外では多くの企業に好まれているツールです。
Configure Price Quote(CPQ)(現在リンク切れ)は、Salesforceと連動して見積書を簡単に作成できるツールです。正確で見た目が洗練された見積書が作れるツールとして人気を博しています。
CPQを使うと、自社の製品やサービスが常に最新の価格情報で表示され、合計価格なども自動的に計算してくれます。スペシャルオファーや保障金額などにも対応しているので、計算ミスも起こらなくなっています。
さらに、ディスカウントやマージンにも対応しているので、ギリギリのディスカウントをしながらマージンを確保するといったことも可能になります。
KnowledgeTree(現在リンク切れ)は、Salesforce上で営業データを一元管理・整理するツールで、営業中に一番必要な資料をすぐに取り出せるようになっています。
KnowledgeTreeではSalesforceと連動して、Youtube・GoogleDrive・boxなど、様々な場所・形式で保存されているデータが整理されます。検索機能も充実しており、トピックごとに整理することもできるので、実際の営業中にお客様にとって一番必要な資料を確実に取り出し提示することができます。
シチュエーションやお客様のニーズに最適な資料を提示できるので、よりお客様に好まれ、営業活動の効率化が狙えます。
FrontRowは、営業電話レポートを30秒ぐらいで作成・保存できるツールです。
営業担当が電話を終えた後、FrontRowのサーバーにメッセージを送信すると、FrontRow側で自動的にメッセージ送信者やクライアント・日時・入力された情報を収集します。
他にも、価格や回数・曜日などを記録するカスタマイズダッシュボードを予め作成している場合は、それらの情報も自動的にメッセージから取り出し保存してくれます。
Signals(現在リンク切れ)は、メーラーに追加することで送信したメールを受信者が開いた際に通知が来るようになるアドオンです。
このツールのメリットは、顧客がメールを開いている=興味を持っているタイミングでアプローチできるので、効率的に商談獲得につなげることができる、という点です。
さらにHubSpotと連動すると、顧客が現在自社サイトのどこを見ているのかも確認できるようになります。他にも、古いリードやフォーチュン1,000の企業がサイトを閲覧している場合も通知が来るので、ビジネスチャンスの拡大を効率的に行うことができます。
glanceは画面共有通話ツールです。顧客がリアルタイムに直面している問題を共有し解決することが出来るツールとして活用されています。
glanceでは、オンラインで通話をしながら、こちらの画面を見せることも顧客の画面を見ることもできます。また、同じ画面にアクセスするco-browsingやリモートコントロールにも対応しているので、顧客とのコミュニケーションが円滑に進みます。
ゲストは登録やパスワードも要らず、また最大100人のゲストを招待することができるので、Web系のサービスを扱う会社は特に重宝しています。
iMeetは、最大15人と同時にビデオチャットができるWeb会議ツールです。
iMeetは、URLを設定するだけでビデオチャットルームが作成され、ゲストはそのURLにアクセスするだけでWeb会議に参加できます。もちろんダウンロードやパスワードは不要で、簡単に高品質なWeb会議が実現します。
iMeetには、ソーシャルメディアとリンクさせることで、通話相手に自分のソーシャルプロフィールを表示する機能もついているので、こちらのことをより深く知ってもらうこともできます。また、iMeetから通常電話に通話することも可能で、特に会社の部署の電話番号などを登録しておくと便利です。
timetrade(現在リンク切れ)は、Webサイトにプラグインとして追加できるスケジューリングツールです。特徴的な点は、サイトの訪問者がアポをワンステップで設定できるという点です。
timetradeをWebサイトにプラグインとして導入し、企業側のスケジュールデータと同期すると、サイト訪問者がtimetrade上で空いている時間を選択しアポを設定できるようになります。
訪問者がアポを設定すると双方に通知が届き、設定が完了となります。もちろん企業側のスケジュールデータが変更されると、timetradeに表示されるスケジュールもアップデートされるので、ダブルブッキングされることもありません。
サイト訪問者がその場でアポを設定できるという、アポ取得のために必要な連絡のやりとりを極限まで省いた、リード獲得を大幅に効率化させてくれるツールです。
最後のご紹介するLevelElevenは、Salesforce上の様々な項目で営業チーム内のメンバー同士競わせモチベーションアップを図るツールです。
例えば電話をかけた数や受注数といった項目を、Salesforce内でランク付けし、メンバー同士お互い競い合わせてモチベーションアップ、ひいては営業の効率化を狙うツールです。
やや発想が斜め上な気もしますが、実際に成果が上がったという企業も多いようで、多いに注目する価値はありそうです。
いかがでしたでしょうか。言うまでもありませんが、本日ご紹介したツールは全てスマホ・タブレットに対応しているので、外出先でも使えるようになっています。
日本でもあれば便利なツールが多いので、日々の営業作業の効率化のために、ご参考になったのなら幸いです!
<執筆者:末広 一陽>
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